Feb 23, 2010
ヨーロッパのIDカードの問題について。
ヨーロッパでは、特別なIDカードが登場しています。日本の技術は進化して、海外に誇れるものもありますが、海外でのIDカードが普及していない場合は、あまり意味がありません。欧州では相対的にIDカードが普及しており、日本の技術を導入するという考えもあるようです。しかし、国民IDカードの温度差がすべての国では普及は難しいでしょう。クレジットカードは、万一の場合にも非常に便利だと思います。もし、お金がなくても購入することができ、一つあればなんとかなります。あまり使用してしまう危険があるが、それ以上にポイントが貯まるというのが、特に感謝します。同じクレジットカードでのショッピングなど、あらゆる面で使っていると、あっという間にポイントを獲得金銭がキャッシュバックされる気がとても嬉しいです。
日本を代表する宗教学者、山折哲雄さんが紫式部の「源氏物語」を題材にした能を選ぶ「源氏物語フェスティバル能〜愛と死のはざまのあさき夢」が、10日と13日、大阪市中央区の山本能楽堂で開催される。「『源氏物語』は時代によって読まれ方が変化している。源氏が書かれた平安時代、能が作られた室町時代を比べながら、源氏と能の関係を見てみたい」と山折氏は話す。(亀岡典子)
「源氏物語」に材をとった能は全部で約10曲あるといわれている。今回はそのなかから、作者の紫式部を主人公にした「源氏供養」と、生き霊となって光源氏の正妻・葵上をとり殺そうとする年上の愛人・六条御息所(みやすんどころ)の姿を描いた人気曲「葵上」を上演する。
「一昨年は“源氏物語千年紀”でさまざまな観点から源氏物語への再評価が行われた。しかしこれを一年だけのことに終わらせてはいけない。男女の三角関係を描き、世界の文学史の中でも非常に高い文学性を持つ源氏物語をもっと広く深く知ってもらいたい。そう思って、能の視点から源氏を読み解こうと思った」と山折氏。
「源氏供養」は、修験者が石山寺に詣でたところ、紫式部の亡霊が現れ、「自分は『源氏物語』を書いたために罪障を背負ってしまい、成仏できずにいる」と告げるところから始まる。修験者が経を唱えたところ、紫式部の気持ちは次第に落ち着いて−という話。
一方、「葵上」は、病床に伏す光源氏の正妻・葵上のもとに毎夜現れる六条御息所の怨霊が主人公。高貴な身分で教養も美貌もありながら、嫉妬のあまり、自覚がないまま恐ろしい生き霊となる御息所の苦悩が描かれる。
「源氏物語に登場する女性たちはたいてい三角関係に苦悩し、出家します。平安時代は、執着心にもとづいた三角関係を真正面から描いてそこに鋭い人間洞察が行われてきたが、約500年後、『源氏供養』などの能が書かれた時代には、もっと淡泊な美意識をよしとする感覚が広まり、紫式部も登場人物も救われないのだという思想に行き着き、そういう能が作られたのだと思います」
10日の「源氏供養」は山折氏のレクチャーとアフタートークつき。13日の「葵上」は、山折氏は出演しないが、山折氏から学んだことを観世流シテ方・山本章弘が解説する。問い合わせは山本能楽堂(電)06・6943・9454。
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奇才、園子温監督の「冷たい熱帯魚」は、実際に起こった猟奇殺人や監督自身が詐欺に遭った実体験を基に作り上げた作品だ。監督は「徹底的に落っことされて、はい上がる。そんなアクティブな活力が湧くものにしたかった。“猛毒ドリンク剤”みたいな映画です」とアピールした。
制作にあたって決めていたのは、嘘はつかないということ。安易に再生や希望をうたわない。「癒やしでは何も解決しない。ダメなことを、ダメと言ってあげるからこそ立ち直れる」
配役は、スターを多く起用する日本映画へのアンチテーゼという。「今まで脇役しかやっていなくても演技のうまい人はたくさんいる。彼らを主要な役で使いたかった」。主演は吹越満。また、でんでんは温和なルックスから人のいい役柄が多いが、あえて悪役に起用した。「悪人の魅力を作れる人だと思っていましたから。うまかったですね」とたたえた。
リアルに描かれた猟奇殺人の過程や人々の心理。恐ろしさとともに、どこかユーモラスでもある。「そこまで笑いを意図していなかったけど、登場人物が真剣にやればやるほど、意外に笑いに転化する。大笑いしてもらっていいんですよ」
今年は今作に続き、ラブホテルで起きた実在の事件に触発されて作った「恋の罪」も公開される。女性3人が抱える問題をエロスと狂気を交えて描き、水野美紀、冨樫真、神楽坂恵が体当たりで演じる。「女性のエネルギードリンクのような映画になったと思う」
実は少し困ったことも。「僕は『冷たい熱帯魚』では男女の愛は存在しないと言っている。当時はそう思っていた」。だが、その後、愛に目覚めたそう。「だから『恋の罪』は、ロマンチックに仕上がっている。言っていることが違うって言われそう」と笑った。
シネ・リーブル梅田ほかで公開中。(橋本奈実)
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