Dec 09, 2009

IDカードが進化している

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 【カイロ支局】ロイター通信は12日、エジプト軍筋の話として、ムバラク前大統領側近のフィキ情報相が自宅軟禁下に置かれたと報じた。

 【カイロ伊藤智永】ムバラク前大統領の約30年に及ぶ独裁体制が崩壊したエジプトで、全権限を移譲された軍の最高評議会(議長・タンタウィ国防相)は12日、国営テレビを通じ、選挙による新政府樹立までシャフィク首相の現内閣が暫定内閣として国政に当たるとする声明を発表した。ムバラク前大統領が先月31日に発足させたシャフィク内閣は総辞職させられるとの見方もあったが、政府の基本的な枠組みを維持することで、観光や経済に打撃を与えた社会混乱からの回復を急ぐ姿勢を示したものだ。

 声明はまた、隣国イスラエルとの平和条約(79年)を含む「すべての国際的な条約を順守する」とした。米国やイスラエルでは、中東和平で重要な仲介役を担ってきたエジプトが政権崩壊で平和条約を維持するのか懸念が高まっていた。声明は外交的な基本姿勢に変化はないとのメッセージを送ることで、国際社会の不安に応えた形だ。

 声明は▽新政権の発足まで現内閣を維持する▽過去に締結した地域的、国際的な条約を順守する▽軍は選挙で選ばれた新政権への平和的な権力移譲を望む▽軍はこれまでの発表事項は守る▽国民に警察との協力を呼び掛ける▽国民及び企業に業務再開と経済再建への貢献を呼びかける−−の6項目。

 今後、選挙による新政権発足までシャフィク内閣が実務を行う。軍最高評議会は、これまでの声明で、全権掌握は暫定的な措置としており後見役に徹するとの姿勢を示したと言える。新政府樹立までの具体的な道筋などは依然として不透明だ。

 AP通信によると、軍最高評議会は、前・現政権関係者の無許可での海外渡航を禁止する措置をとった。汚職などの責任追及に備えた措置とみられる。

 国軍は12日、首都カイロ中心部で反政府デモが続いたタハリール広場で、バリケードの撤去を開始。国営放送によると、午後8時〜午前6時だった夜間外出禁止令が午前0〜6時に短縮されるなど正常化に向けた動きも始まった。事実上の最大野党である穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の報道官は、AFP通信に対し、軍による権限掌握を歓迎した。

 ただ、ロイター通信によると、反政府デモを呼びかけた中心グループは、非常事態令の停止▽現政権の閣僚の総辞職▽文民も参加した暫定的な大統領評議会の設置−−などを求め、要求が受け入れられるまでタハリール広場にとどまると主張しており、すぐに秩序回復につながるかは不透明な側面もある。

 ◇エジプト軍最高評議会◇

 国防や安全保障問題で最も重要な事項をまとめる会で、最高司令官役で議長の大統領をはじめ、国防相、参謀総長、各軍の司令官らで構成。ムバラク氏が大統領を辞任したことで、タンタウィ国防相がトップの議長となった。大統領の全権を移譲された会は今後、非常事態令の解除を含む諸策を協議するものとみられる。

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 【モスクワ=遠藤良介】ロシアを訪問した前原誠司外相は12日、ラジオ局エホ・モスクブイのインタビュー番組に出演し、「ロシアとの関係で戦後は終わっていない」などと北方領土問題の早期解決を訴えた。

 外相はこの中で北方四島を「日本固有の領土」と強調し、「国際法に照らせば日本の考え方は多くの方々に理解されると思う」と発言。「日本人の多くの心の中には、北方四島が返ってきていない中で、ロシアとの経済関係を全面的に展開することに躊躇がある」とも述べた。

 エホ・モスクブイは国営天然ガス独占企業ガスプロムのグループに属するが、ロシアで自由な報道・言論活動を続けている数少ないメディアとして定評がある。

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 【エルサレム花岡洋二】パレスチナ自治政府は12日、9月までに議長選と評議会(国会)選を実施すると発表した。アッバス議長と評議会議員の任期は昨年1月に切れたが、選挙は自治区がヨルダン川西岸とガザに分断された状況では無理との判断から延期されていた。選挙実施の決定は、エジプトなどでの民主化要求デモの波及を恐れた措置とみられる。

 前回の議長選は05年1月にあり、アッバス議長が当選。評議会選は06年1月に行われ、イスラム原理主義組織ハマスが大勝した。

 一方、中東和平交渉でパレスチナ側の責任者を務めるエラカト交渉局長が12日、辞意を表明した。先月、中東の衛星放送アルジャジーラが暴露した交渉関連の資料で、イスラエルに大幅譲歩を提案していたことが分かり、自治区住民から批判されていた。

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